腰痛・ギックリ腰

腰の痛み腰の痛みの原因は筋肉の疲労から起こるものや、ヘルニアが原因になっているケースなど様々です。内臓疾患からくる腰痛もありますので軽視せずに早めに受診をおすすめです。

腰の痛みについて

腰の痛みには様々な原因やタイプがあります。

  • 脊髄の椎間板といわれるクッション、骨盤などの骨、背中やお腹の筋肉に原因する痛み。
  • 肝臓やすい臓などの臓器や、婦人科系の病気やホルモンバランス、腫瘍など内臓疾患に原因する痛み。
  • 精神的なストレスや心身症が原因の腰の痛み。
  • ぎっくり腰に代表される急性の腰痛。
  • 原因があまりはっきりしない慢性的な腰の痛み(慢性腰痛症)など。

痛くなる前に予防しましょう!

長時間のデスクワークで体が固まっていませんか?

ちょっとしたストレッチを行うだけで、痛みの強さがずいぶん違うものです。

重いものを中腰で持ち上げていませんか?

重いものや床に近いところの物を拾うとき、中腰や膝を伸ばしたままだと、腰にかかる力が大きくなります。きちんと膝を折って、前かがみにならないように持ったり、拾ったりすると腰への負担が軽くなります。

ストレスを抱えていませんか?

過労や環境の変化でも腰が痛くなったり、元々腰痛持ちの方の痛みが増したりすることがあります。

最近、急激に太ってしまった。

急な体重の負荷が腰に負担をかけます。

猫背になっていませんか?

歩いているとき、座っているとき、気づいたときに背筋を伸ばしてみましょう。

治療方法

当院では患者様の状態を見させていただいてから、お一人お一人に合わせた施術をしておりますので、まずはお早めにご相談ください。

■手技治療 ■鍼灸治療 ■電気治療 ■高周波治療

ギックリ腰

ギックリ腰とは急性腰痛症とよばれるもので、急に腰部に激痛がはしる症状です。あまりにも強い痛みが急にやってくることから「魔女の一撃」とも言われています。

ギックリ腰の原因

人は、体重の70%もある重い上半身を二本の足で支えているため、腰には相当な負担がかかっています。その重みに耐えられるように、脊柱(せきちゅう)はS字カーブになっているのですが、過重な負担がかかると、耐えられなくなり、痛みを招きます。

例えば、激しいスポーツをした後、立ちっぱなしの仕事が続いた後、腰をかがめて農作業をした後、会議やデスクワークで座りっぱなしの後、長時間の運転の後などに、腰が重くなったり痛みを感じることがよくあります。

このように、ぎっくり腰は腰部の疲労が蓄積する日常生活の中で起こります。

疲労しきった筋肉が、不用意な姿勢で筋肉を使いそこなったり、体重をかけそこなったりした瞬間に、痙攣(けいれん)を起こしたり、損傷したりしてぎっくり腰となるのです。

ぎっくり腰になりやすい方

肥満の方は比較的ぎっくり腰になりやすいです。体重で腰に負担が大きくかかるためです。

特に短期間のうちに体重が増えてしまった方はご注意ください!

体を支える筋肉の発達が体重増加に追いついていない可能性が高いからです。
また、体重が増えたということは運動不足が一つの原因として考えられるので、 血行が悪くなっていることが予想され、筋肉の発達が期待できません。
ぎっくり腰対策のためにも、健康のためにも、適度な運動を伴ったダイエットをしていくのが良いと思います。

治療法

ぎっくり腰になった場合、痛む所を氷嚢などで冷やし、安静にすることが大切です。

そして、すぐに整骨院で治療することが、ぎっくり腰の早期の回復につながります。放置しておくと慢性化することもありますので、早期の治療をおすすめします。

炎症の強い場合は炎症を抑えるために患部を冷やしていきます。
その後、手技により腰周りの関節や筋肉に適度の刺激を加えて治療を施していきます。

坐骨神経痛

坐骨神経痛が何らかの原因により圧迫されて、お尻から太ももの裏、すね、足の甲などにかけて、痛みや痺れまたは感覚麻痺が現れます。坐骨神経痛は気よく治療していくことが大切です。

坐骨神経痛とは

様々な原因で坐骨神経が刺激されることにより起こる神経痛です。『坐骨神経痛』はあくまで症状の名前で病名ではありません。

「坐骨神経痛」という言葉で痛みを表現する人はあまり居ないかもしれません。ほとんどの人が”腰痛”で済ましてしまうかもしれません。そんな腰痛でも痛みの場所や症状によって病名は違います。

坐骨神経痛は腰痛の中でも、皮膚に近い部分に痛みが走っているところのことです。
そしてお尻の近くの抹消神経が痛む事を坐骨神経痛と言うことが多いのです。腰の上のほうではなく、下の方が痛むことはありませんか?もしかしたらそれは坐骨神経痛かもしれません。

坐骨神経痛の痛みは、皮膚から近い位置を走っているために、皮膚の裏側にある筋肉を圧迫してしまったり、痛みが発生しやすい位置なのです。 その為に、大臀筋(だいでんきん)などに大きな緊張が発生してしまうと坐骨神経が緊張している筋肉に更に圧迫されて、坐骨神経痛になってしまうのです。

坐骨神経痛は太ももの後面やふくらはぎあたりの痛みが多いです。それによって、下肢がしびれたり、感覚が鈍くなったり、歩行障害になったりしてしまうことがあります。その日の健康状態や体調によって、痛さや痛い箇所が変わることもあります。

治療方法

当院では患者様の状態を見させていただいてから、お一人お一人に合わせた施術をしておりますので、まずはお早めにご相談ください。

■手技治療 ■鍼灸治療 ■電気治療 ■高周波治療